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カプロニ・ヴィッツォーラ F.4 : ミニ英和和英辞書
カプロニ・ヴィッツォーラ F.4[かぷろにう゛ぃっつぉーらえふ4]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
F : [えふ]
 ファロー四徴(症)

カプロニ・ヴィッツォーラ F.4 : ウィキペディア日本語版
カプロニ・ヴィッツォーラ F.4[かぷろにう゛ぃっつぉーらえふ4]

カプロニ・ヴィッツォーラ F.4Caproni Vizzola F.4)は、1939年から設計/開発されたイタリア戦闘機の試作機である。本機は引き込み式降着装置を持つ単座の片持ち式の低翼単葉機であった〔。
== 開発 ==
F.4は、カプロニ・ヴィッツォーラ F.5と並行してF・ファブリッツィ(F. Fabrizi)に率いられた開発班により1937年遅くから開発された機種であり、両機は共通のエアフレームを有していた。本機の胴体は溶接鋼管フレームが枕頭鋲留めのジュラルミンで被われ、主翼は合板の応力外皮であった。ファブリッツィと設計班はF.4(Fabrizi 4の意)に出力(at )のイソッタ・フラスキーニ アッソ 121 R.C.40 V型12気筒液冷エンジンを搭載することを考えていたが、イタリア航空省は「アッソ」エンジンを戦闘機には使用しないこととした。これによりF.4の開発計画は、星型エンジンを搭載するF.5の開発を続行するために試作機の製作を前にして中断させられた〔Green and Swanborough, p. 109〕。
1939年夏にイタリアは、出力を発生するダイムラー・ベンツ DB-601Aの最初の1基をドイツから受け取った。航空省がこのエンジンを戦闘機に使用することを承認したことでF.4の開発計画は命拾いした。イタリア王国空軍から発注された12機のF.5の中の最後の機体がDB 601Aを搭載するF.4の試作機に改装され、1940年7月に初飛行を行った〔。
それ以上のF.4の発注は無く、アルファロメオ製のDB 601Aエンジンを搭載した量産型として提案されたF.5bisの開発はより高性能なカプロニ・ヴィッツォーラ F.6Mの開発を推し進めるために中止された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カプロニ・ヴィッツォーラ F.4」の詳細全文を読む




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